それは、歯磨きをしてるとき、歯の根元から時折、膿が出ることだ。
毎日歯磨きして、出るときは出るけど、出ないときは出ないし、
多少グラグラしてきてる歯があったけど、さほど重要視していなかった。
でも、これらの考えが大間違い。
グラグラしてる歯があるのは、根元が健康状態じゃないのは明白であり、
膿が出ると、最悪、血管を通じて体内を巡ると、ろ過するのに肝臓に負担がかかる、
これは人間にも言えることだが、歯槽膿漏は決していい状態ではないというコトだ。
そこで、急遽、予定していた血液検査(外部への委託版)を取りやめて、
院内でその場で結果がでるものして、検査結果次第では、すぐに手術をした方が
いいと思いますと言われて、驚いた。
勿論、すぐに検査結果をもとに獣医師に判断してもらいたく、その方法でお願いしました。
何が違うかっていうと、院内で結果がわかるのは外部委託版よりお金がかかるという事です。
血液検査の結果表数字的には問題なし。
ただ、軽く脱水状態という感じとか、勿論気にする必要がない程度の脱水状態だそうで。
(散歩から1時間程度で連れてきたのが結果に出てしまったのだろうか、、、(汗))
あと、少し塩分が取り過ぎですね。って言われた時には驚きました。
一体何で塩分取ってるの!?ボーロのやりすぎ?や、1日に6粒~8粒くらいだし。
やだ、プチショックなんですが~・・・・。
フィラリアの検査は勿論大丈夫。
しかし、膿が出てる時点で放置しておくわけにはいきません。
「せっかく検査をしたのですから、この結果が生かされるように、
遅くとも1ヶ月以内には手術を行ったほうがいいと思いますが・・・」
そう言われ、私達はポエちゃんを連休中に九州に連れて行く事を話し、
帰省から帰ってから、手術をお願いすべく、予約を取ってきました。
決戦は5月10日(土)
朝の散歩を済ませた直後の水はOK。
でも、その後の朝食及びお水はNG。
午前中の診療時間までに連れて来て下さい、とのことでした。
また、手術中の麻酔の状態をスムーズにするためにと、今日から手術日前日まで
薬を毎日飲ませて下さいと処方して頂いた。
「犬はね、肉食動物なんだけど、咀嚼しないで丸呑みするので、
本当は歯を抜いたほうが健康だったりするんですよ。引きちぎる時は多少噛みますけどね。
だから、フードは飲み込めるような大きさになっているんですけどね」
・・・みたいな事を話し始めました。
えーっ!!!まじっすか?
だって、ボーロを食べる時なんか、カリッといい音させてますがな。
でもって、しゃくしゃくしゃくって美味しそうに食べてますがな。
「こうやって膿が出ていて気づかずに放っておくと、こういうわんちゃん(ポメラニアン)とか、
そんなに顎が大きくないですから、だんだん小さくなっていく、溶けてしまうんですね」
話しを聞いてて驚いた。
それから、人間のアンチエイジングの話しをちょこっと聞いたり、
(ある意味究極のアンチエイジング?人は年齢とともに今まで取った金属が
蓄積されてあるので、体内の血液をろ過して体内に戻すとか)
何だか、お忙しいだろうに、色々と話してくださいました。
あ、因みに獣医師の指定はしてませんが、膿のキーワードで院長先生が看て下さった。
通常は指定をしない限り、院長先生じゃない場合が殆ど。
(初診は必ず院長先生)
持ち合わせ、多く持ってきて良かった。
ポエちゃん、手術か~・・・膿は出てないけどグラついてる歯もあるから・・・
殆ど抜かれちゃうのかな。
人の場合と犬の場合を混同して考えるべきじゃないだろうが、
どうしても歯が無い→不憫という考え方をしがちになる。
いかん、いかん。
とにかく、急な手術じゃないので、実家での時間は楽しもうね。
【診療明細】
診察料 800円
エースワーカー0.5mg 840円(@60×14個)
リンコシン100 525円(@150×3.5個)
(↑14日分だが、1個を4等分にして砕いて処方)
採血料 500円
RBC、WBC、Ht、Hb 1,500円
BUN 500円
TP 500円
ALB 500円
GLU 500円
ALP 800円
GOT 800円
GPT 800円
CPK 800円
CRE 500円
犬CRP 800円
処置料 200円
フィラリア検査 2,000円
計 13,508円(税込)
体重 2.50kg、体温 38.4kg
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