2016年2月18日(木)、ポエちゃんが亡くなりました。
旅立ちの日は突然訪れたのではなく、
この日を、この子が選んでの旅だったように思います。
翌19日、主人が前もって有給休暇を取り、
1日ポエのそばに居よう。
そう決めていた日が火葬の日となりました。
私は仕事を休むことができず、主人がすべてやってくれました。
ポエの体重管理は万全だった。
このおかげで緩やかに年齢を重ねていったと思っている。
だけど、心臓に負担をかけないようにキープしていた体重は、
ご飯を食べられなくなった途端のやせ方がすごくて、
あっという間にあばら骨が浮き出てきました。
この子の為にできること。
しっかりと、送ってあげること。
その気持ちだけで私たちは動けたような気がします。
仕事から帰宅して、真っ先にポエのところへ。
朝と変わらずの寝姿。
経験のない衝撃が自分の心臓にかかったのがわかった。
慌てて抱き上げる。
既に硬直していました。
夫が帰宅するまでの数時間。
ポエをベッドへ寝かせてずっとなでていると硬直した体が、
くたっとなる。
寝ているみたい。
21時過ぎ、夫が帰宅。
私の泣きじゃくった顔を見て、夫の顔色も変わる。
私と同じように大声で泣いてた、しばらく一人にしました。
死別という別れがつらい、一番辛い。
辛い、悲しいという気持ちで胸いっぱいしたくないので、
あの頃の写真を眺めては穏やかで優しい気持ちにさせてくれる。
ポエット、仮ママさんがつけてくれた、とてもいい名前です。
この子はその名の通り、自分の人生の詩を紡いで精一杯楽しんで生きた子でした。
ポエちゃん、こちらはお花見の季節ですよ。
あなたのモフ毛に桜はとっても似合うね、すごく可愛いよ。
これはお気に入りの写真です。
安らかに眠ってね。
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